
「水道光熱費ってどうすれば安くできるの?」
という疑問にお答えします。
水道代
水道はまだ民営化されていないので、市の料金制度に従う他に道はないです。
つまり、値段を下げる方法は節水しかありません。
節水 -代表例-
- 流すとき以外はシャワーを止める
- シャワーヘッドを節水できるタイプに変える
- 洗い物の際は水を出しっぱなしにしない
- 食洗器を使う
- トイレを流すとき 大→小 20%の節水
- 歯磨きの時は口をゆすぐ時だけ使う
電気代
電気代を下げたいと思ったらやることは2つだけです。
この2つについて解説していきます。
節電 -代表例-
- こまめに消す
- エアコン/照明/パソコン/TV/など
- エアコン
- 夏は28℃、冬は20℃を目安にする
- フィルターの掃除をこまめにする。月2回が目安。
- 冬はこたつにする(電気代1時間で2~5円程度)
- 冷蔵庫
- 熱いものは冷ましてから入れる
- 食材を入れすぎない
- 冷蔵庫に物を貼り付けない
- 放熱効率を上げるために側面2cm程隙間を開ける
- 開閉は最低限にする
- 設定温度を変える
- 夏は「中」、冬は「弱」にする
- 照明器具を変える
- 消費電力の少ないLEDなどに買い替える
- なるべく保温機能は使わない
- 新しい電化製品に買い替える
- トイレの温水機能をオフにする
電力会社を変える



電力会社を変えるのって
なんだか大変そうだし、
よく分からないのよね・・・。



そうですよね。
その気持ちは分かります・・・。
でも、電力会社の切り替えって
実はとっても簡単なんです!
どこにするか選んで申し込むだけですよ。
各電力会社の店舗、電話、Web等から切り替えの申し込みをします。


必要な情報は全て検針票に記載されています。
検針票が無ければWeb上で見るか
契約中の電力会社に電話して
聞いてみましょう。
場合によっては解約費用が発生する業者さんもあるので、
しっかり事前確認をしましょう!
(設置済みの場合は無し)
既にほとんどの世帯(9割前後)がスマートメーターになっているので、
基本的に交換は不要です。(2024年には全世帯がスマートメーターになる予定)
もしも、交換が必要だとしても原則費用はかかりません。
交換の際、15分程度停電するくらいで何もすることは無いので、ご安心ください。


解約手続きは不要です。
基本的に切り替え先の電力会社がやってくれますので、
切り替えが完了次第、終了です。



これなら私でも出来そう!
ミケさんのおすすめはどこの
電力会社ですか?


ガス代
ガス代を下げたいなら方法は以下の3つです。
節ガス -代表例-
- 追い炊きをなるべくしない
- シャワーの時間を減らす
- 1分間で出しっぱなしで10ℓ以上使っている
- シャワーヘッドを節水タイプに変える
- 食洗器を使う
- 洗い物はなるべく水にするor低温にする
- 水を沸かすなら一番安いのはやかん(1ℓ約2円)
- 二番目は電気ケトル(1ℓ約3円)
ガス会社を変える
賃貸住宅で下記に該当する方、ごめんなさい・・・。
基本的にガス会社は変えられないので、
節ガスに努めましょう。
- プロパンガス(LPガス)が使われている
- ガス会社が指定されている
- 他のガス会社がない地域
- ガスメーターが各戸についていない
一方で、ガス会社を変えられるのは
- 賃貸で都市ガスを契約されている方
- 持ち家の方
ガス会社や地域によってガスの料金は変わります。
(特にプロパンガス)
同じように使っていても、ガス会社が違うだけで
毎月数千円変わるなんてこともあります。
そんなのもったいないと思いませんか?
毎月1,000円変われば年間12,000円です。
高級なレストラン、お寿司屋さん、焼肉店、行けちゃいます。
たった一度の見直しで効果絶大ですので、
ぜひともやってみてください。
プロパンガスを都市ガスに変える
実際にかかる費用は立地条件によって
大きく変わります。
場合によっては不可能な場所もあります。
プロパンガスを都市ガスに変えようとすると
工事費用で平均15万円程はかかるようです。
それにLPガス用の給湯器やコンロを変える費用もかかります。
見積もりを出してもらうまではどのくらいの費用が
かかるか具体的には分かりませんが、
15~20万円程で見ておくといいでしょう。
プロパンガスと都市ガスの違いについて



そもそもガスって何があるの?



日本で使われているガスは
「プロパンガス」と「都市ガス」
の2種類です。
違いについて簡単に説明しますね。
主な違いは以下のようになってます。
項目 | プロパンガス | 都市ガス |
---|---|---|
ガスの種類、主成分 | 液化石油ガス(LPG) プロパン・ブタン | 液化天然ガス メタン |
供給方法 | ガスボンベを設置 | ガス導管(地下) |
重さ | 空気より重い | 空気より軽い |
火力 | 24,000Kcal/㎡ | 10,750Kcal/㎡ |
災害時 | 復旧が早い | 復旧に時間を要する |
料金設定 | 自由料金制 (ガス業者の自由) | 総括原価方式 (ある程度決められている) |
対象地域 | 全国 | 国土の6%程 |
事業者数 | 約16,000 | 約200 |
料金 | 高い | 安い |
価格差としてはプロパンガスの方が
都市ガスよりも約1.5~2倍ほど価格が高いです。
まとめ
・水道は節水しましょう。
・電気代は節電&自分に合った電力会社のプランに変えましょう。
・ガス代は節ガス&可能ならガス会社を変えましょう。
以上、【水道光熱費削減マニュアル】でした!!