信用情報について知ろう!近い将来大事になってくる話

はじめに

「信用情報」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、その詳細や重要性について正確に理解している方は意外と少ないかもしれません。本記事では、「信用情報について知ろう!」と題し、信用情報とその重要性について解説します。

信用情報のことをクレヒス(クレジットヒストリー⇒信用の歴史)なんて言い方をしたりしますが、これはクレジットカードやローンの利用履歴のことです。

この利用履歴は3つの信用情報機関に情報が記録され、その内容は様々な企業に共有されています。

【3つの信用情報機関】
・株式会社シー・アイ・シー(CIC)
・株式会社日本信用情報機構(JICC)
・全国銀行個人信用情報センター(KSC)

3つの信用情報機関は、「CRIN(クリン/Credit Information Network) 」と呼ばれる信用情報交流ネットワークで結ばれており、これが各種審査に利用されます。

つまり、あなたがどのくらい借金があるのか、支払いは遅れていないか、債務整理をしたことがないか等の情報が記録されて共有されています。

こうやって聞くと、なんか怖いからクレジットカード使わないようにしようかな。。。
と思われる方もいるかもしれませんが、何の履歴もないよりもきちんと遅れずに支払った履歴があった方が、より信用が付き、有利になります。

それでは、実際に信用によって将来どんな影響があるかをみていきましょう!

目次

どんな影響があるか?

  • 高額商品の割賦払い(分割払い)の審査
  • スマホや不動産の契約の審査
  • クレジットカードの作成の審査
  • 融資(借金)の審査
  • 住宅ローンや車のローンなど各種ローンの審査

上記のようなことで影響があります。

もしも支払いが間に合わなかったら?


ここからは、支払いが遅れてしまった場合
どんな影響があるか解説していきます。

時系列毎の大まかな流れ

0ヶ月~1ヶ月
  • 遅延損害金が発生する
  • 催促状が届く
  • 催促の連絡が来る
    • 不通の場合、連帯保証人や会社に連絡されることもある
1ヶ月~2ヶ月
  • 督促状、催告書が届く
  • 一括返済を求められる
2ヶ月~3ヶ月
  • 信用情報がブラックリスト入りする
  • 契約等が強制解約される
    • 違約金、解約金がある場合は発生する
  • 裁判所から訴状または支払督促が届く
3ヶ月~
  • 裁判所からの書類を無視すると給与や資産などが差し押さえされる
  • 裁判所に出廷する

遅延損害金がかかる

期日までに返せなかった場合に翌日から発生します。

利率は最大で20%までかかります。
(一般的には14.6%~20%)

どうしても支払いが間に合わない場合は、
支払期日より前に支払いが遅れる旨を伝えましょう。
場合によっては、期日を伸ばしてくれたり、
分割にしてもらえたりもします。

信用情報が悪化する(ブラックリスト)

支払いが遅れると、信用情報に記録されてしまいます。
この記録は一般的に5年ほど残ると言われています。

信用情報が悪化したらどうなるかというと

  • 購入の際、分割払いが出来なくなる
  • ローンが組めなくなる
  • クレジットカードが作れなくなる
  • 借り入れができなくなる

消費者金融の申込や借入の履歴は信用情報機関に記録されますが、
大してローンの審査に悪影響はありません。

強制解約される

大体2~3カ月の間、支払いを滞納されると解約通知書が送られてきます。
これが送られてきた時点で既に解約されています。

強制解約をされてしまうと、会社が独自に管理している
データベース上に記録されてしまいます。
(このことを”社内ブラック”といいます。)
これには何年間という決まりが無いため、
もしかしたら二度とそのサービスが使えなくなるかもしれません。

まとめ

信用情報は、個人の金融取引やサービスの契約に大きな影響を与える重要な要素です。良い信用情報を維持することで、より良い金利やサービスを受けられる可能性が高まります。個人の信用情報を理解し、適切な管理を心掛けることで、将来の生活にも良い影響を与えることができるでしょう。

以上、「信用情報について知ろう!近い将来大事になってくる話」でした。

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この記事を書いた人

職業:元携帯ショップ店員/現エンジニア
年齢:28歳 性別:男
一人暮らし歴9年目

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